~女性にすっぽん~
最近、女性にすっぽんが静かなブームとなってきました。女性特有の病気の代表は お血(血のとどこおり)と月経異常 です。血液循環を良くすることによって、にきび・吹き出物が消えた、頭痛が良くなったといわれる方もいます。そして、『美の追求』と『スタミナアップ』これが極意といえるでしょう。
肌を醜くくする要素
肌がきれいだと、10歳若く見えるものですが、『肌は内臓の鏡』と言われます。肌の美しさを保つ上で、最も重要なのが皮膚の中間層、真皮の役割です。真皮は、たんぱく質、糖質、無機塩類、水分などで出来ているゼリー状の層で、皮膚に酸素や栄養分を送り出しているところです。この、真皮の衰えがシワやシミの原因となっているのです。新陳代謝が行われる時間のピークは夜10時から、午前3時の間と言われています。夜更かしせずに、早寝早起きが理想です。その他、便秘・たばこ・ストレスなども新陳代謝を阻害します。
肌は内臓の鏡
肌は体の中からきれいにするのが理想的です。シミ、ソバカス、小じわもなく、艶のあるしなやかな肌は女性の憧れです。内臓や精神状態は肌に敏感に現れます。
黄色 ・・・ 肝臓が悪い
赤い ・・・ 心臓疾患
青白い・・・ 血行が悪い
黒い ・・・ 腎臓がわるい
お血(血のとどこおり)を解消し、良質なたんぱく質・コラーゲンを摂取し、血の流れを良くすることで、顔を含めた全身のすみずみまで毛細血管に十分、血液を送ることが出来るようになります。新陳代謝を良くすることによって、体の中から美しい肌を作っていくのです。
すっぽんのエンペラ
すっぽんの甲羅の周り、2cmほどは柔らかくなっています。これをエンペラと言いますが、ここはコラーゲンの固まりです。
写真は食べ残しの鍋が冷めたもの
すっぽん鍋は一晩置いて冷めるとひっくり返しても落ちないくらいプルプルになります。美流すっぽんにもコラーゲンは含有しています。特に女性用製品、美流すっぽんは含有量を多くしています。
コラーゲンは年齢とともに体内で作る事ができる量が減っていきます。
アミノ酸とは
食物は口から胃へと運ばれて消化され、次に小腸に運ばれます。たんぱく質は消化酵素の作用をうけ、ここでアミノ酸に分解されて吸収され、最終的に肝臓に運ばれます。
たんぱく質には、一時的に利用されるだけで、すぐに不要になるものもあります。不用になったたんぱく質は、消化酵素で分解され、アミノ酸となって再び細胞内に保存されます。
つまりアミノ酸とたんぱく質の間では、絶えず分解と合成が繰り返し行われているのです。
これらの繰り返しには、決まったアミノ酸があればよく、それ以外のものは血液によって肝臓へ運ばれ、そこでアミノ酸は分解され、有害なアンモニアを経て、最後には無害な尿素となって尿中に排出されます。
激しい運動を日常的にしている人を除いて、たんぱく質が体内に蓄積される事はありません。つまり通常、たんぱく質を摂り過ぎても肥満にはならないという事です。この点が脂肪や炭水化物と根本的に異なっている点です。
すっぽんには天然の良質なアミノ酸がふんだんに含まれていて、体内では作る事が出来ないアミノ酸成分もたくさん含んでいます。ダイエットに!美容に!強い見方です。
すっぽんのアミノ酸・ビタミン
アミノ酸は病気と闘う力の源・若さの源!約20種類あるアミノ酸ですが、体内では8種類ほどの必須アミノ酸は体内では作れません。スッポンにはすべてのアミノ酸がふんだんに含まれています。特にグリシンは血栓融解をしてくれ、ヘキサデセン酸やエイコサペンタ酸が悪玉コレステロールを除去する働きを持っています。脳梗塞や脳血栓、動脈硬化、心臓病の大きな力になります。
不飽和脂肪酸
すっぽんの脂肪はリノール酸やEPAなど不飽和脂肪酸で構成されており悪玉コレステロールを減少させる。脂肪の取りすぎは現代人の最大の悩みです。動物性食品に多く含まれる飽和脂肪酸は取りすぎると血中の中性脂肪や動脈硬化を促進させるLDLコレステロール(通称悪玉コレステロール)を増加させるため注意が必要です。
すっぽんの脂肪はもちろん不飽和脂肪酸。悪玉コレステロールであるLDLコレステロールを減らす働きがあると注目されている脂肪酸です。
動脈硬化が進行すると脳卒中や心筋梗塞なども心配です。逆に不飽和脂肪酸は若さと健康の源です。優れた動物性タンパクを含みながら、脂肪は体に良い不飽和脂肪酸すっぽんが美に良いとされる要因のひとつでしょう。
不飽和脂肪酸について
不飽和脂肪酸(ふほうわしぼうさん、unsaturated fatty acid)とは、1つ以上の不飽和の炭素結合をもつ脂肪酸である。不飽和炭素結合とは炭素分子鎖における炭素同士の不飽和結合、すなわち炭素二重結合または三重結合のことである。天然に見られる不飽和脂肪酸は1つ以上の二重結合を有しており、脂肪中の飽和脂肪酸と置き換わることで、融点や流動性など脂肪の特性に変化を与えている。また、いくつかの不飽和脂肪酸はプロスタグランジン類に代表されるオータコイドの生体内原料として特に重要である。